頑張ってニキビを治してもすぐまたニキビが繰り返しできてしまう・・・。そんな繰り返しニキビの原因と治し方を紹介！
新たなニキビや繰り返しニキビができる原因
ニキビが治ったと思ったらまたできた。毎日ニキビケアをしっかりと行っているのに新たなニキビが次から次へとできる。こんな悩みをお持ちではありませんか？実は原因は単純明快。
“ニキビができた原因を取り除けていないから！”
ニキビで悩まれている方は、ニキビケアについては関心を持ち努力をされる方が多いのですが、自分の肌にニキビができてしまった原因については注意深く調べ改善される方が少ない傾向にあります。しかし、いくらニキビケアを行ってもニキビができる原因が取り除けていないので、新たなニキビや繰り返しニキビができて当然です。
個人的にはニキビケアよりもニキビができた原因を取り除くことの方が重要だと思っています。当然、できてしまったニキビを悪化させずに少しでも早く治すためにニキビケアも大切ですが、ニキビができる原因さえ取り除いてしまえば通常のスキンケアだけでもニキビは自然と治っていきます。
繰り返しニキビの治し方
繰り返しニキビができる原因は、『ニキビができてしまった原因を取り除けていないから』でしたよね。であれば、繰り返しニキビや新たなニキビができるのを止めるには、“ニキビができる原因を取り除けばいい”ということになります。
問題は、ニキビができた原因を特定するのが難しいということと、特定できたとしても改善することが難しい場合があるという点です。
思春期ニキビの場合は、成長過程で男性ホルモン量が増えることにより、皮脂の分泌量も合わせて増えるためできやすくなります。この様に原因は特定しやすいですが、この原因を取り除くことって難しいですよね。逆に大人ニキビの場合は、原因が一つではなく複合的な要因で起きることが多く、一つの原因は特定でき取り除けても他の原因を見落としニキビが繰り返しできてしまうということがあります。原因を取り除いたはずなのに繰り返しニキビができるという人は、他の原因を見落としていないか再確認が必要です。
ニキビができる原因としてどういったものがあるのかなど、ニキビができる原因に関して以下のページに解説しているので参考にして下さい。
原因を取り除くのが困難な場合の治し方
繰返しニキビができた原因を特定できても取り除くのが困難な場合はどうすればいいのか？これは、原因によっても対処方法は変わってきますが例を挙げて解説したいと思います。
思春期ニキビの場合
思春期時期は、身体を成長させるために男女問わず男性ホルモンが多く排出されます。この男性ホルモンは皮脂を分泌させる役割もあるため男性ホルモン量が増えることにより、皮脂も過剰分泌されニキビができやすくなります。
しかし、原因の大本である男性ホルモン量は成長過程で必要なものであり減らすことはできません。
そこで、思春期ニキビの場合の対象方法としては、男性ホルモン量を調整するのではなく洗浄力の高い洗顔石鹸（ニキビ専用の洗顔石鹸ノンエーなど）で過剰に分泌された皮脂を小まめに洗い落とすことが大事になります。皮脂にも大切な役割があり、本来であれば洗い落とし過ぎるのも良くないのですが、個人的には思春期ニキビの場合はあまり気にする必要はないと思っています。
※補足
思春期時期にできたニキビが全て思春期ニキビではないという点には注意が必要です。思春期時期にできたニキビであっても大人ニキビという場合があります。この場合、原因も対処方法も異なってくるので注意して下さい。
大人ニキビの場合
大人ニキビの場合は、繰返しニキビの原因を特定するのは難しいですが原因を特定さえすれば改善できるものが多いです。ただ、中には改善が困難なものがあります。
例えば、女性の場合であれば『生理前後のホルモンバランスの乱れ』などです。その他にも『紫外線の当たり過ぎ』、『エアコンの当たり過ぎ』、『睡眠不足』など自分の置かれた立場的や環境的に改善が難しい場合もあります。
こういった繰り返しニキビの原因を改善するのが困難な場合はどうすればいいのか？
思春期ニキビであろうが大人ニキビであろうが、ニキビができる真の原因は『毛穴に皮脂が溜る（詰まる）』ことが発端となります。（参照：ニキビができる真の原因はたった1つ！これを解消すればニキビは治る！）しかし、この真の原因を引き起こすのには以下の２通りのパターンがあります。
- 皮脂の分泌量が増え毛穴に皮脂が溜る
- 毛穴の出口が塞がれ毛穴に皮脂が詰まる
『生理前後のホルモンバランスの乱れ』は、１に該当します。ホルモンバランスが乱れ男性ホルモン量が増えてしまうことで１の現象が起きます。皮脂の分泌量が増えることにより繰り返しニキビができている場合の対処方法は、『思春期ニキビの場合』のところに記載した対処方法と同じです。
次に『紫外線の当たり過ぎ』、『エアコンの当たり過ぎ』、『睡眠不足』は２に該当します。（睡眠不足は場合によってはホルモンバランスを乱す原因にもなる）ただ、極端な事象を除き『紫外線の当たり過ぎ』、『エアコンの当たり過ぎ』、『睡眠不足』どれかいずれかだけで２の現象が起きることは少ないです。起きたとしても軽度です。大抵の場合はこの他に『食生活の乱れ』や『ストレス』、『誤ったスキンケア』、『不適切な化粧』といった他の原因と複合的に起きている場合が多いはずです。よって、対処方法としては改善できる複合的原因はできる限り取り除くことです。
こうすることで、どうしても改善が困難な原因が１つだけ残ったとしても繰り返しニキビはでき難くなります。
